老人ホームの種類
2025年09月24日
民間施設は、自立の方から要介護の方まで幅広く対応しており、個人のニーズや経済状況に合わせて入居先を選べる点が特徴です。
家賃や食費などの入居費用は各施設が個別に設定しているため、月額利用料は事業者ごとに大きく異なります。
そのため、高級志向の施設もあれば、入居費用を抑えた施設もあります。
上の一覧表で紹介したように、民間施設には大きく以下の4種類が存在します。
介護付き有料老人ホーム
住宅型有料老人ホーム
サービス付き高齢者向け住宅
グループホーム
なお、有料老人ホームやグループホームでは、入居時に入居一時金が必要となるケースが多いです。
介護付き有料老人ホーム
介護付き有料老人ホームは24時間介護職員が常駐し、入居者の状態に合わせて、身の回りのお世話や生活支援・医療的ケア等、広範なサービスを提供する施設です。
さまざまな生活介助だけでなく、必要に応じて看護やリハビリなどもサポートできます。
タイプは介護専用型(要介護の方のみ可)、混合型(自立、要介護の方のどちらも可)の2種類に分けられますが、中には”入居時自立”を条件とした「自立型」も稀に存在します。
また、介護保険サービスが定額となっているため、「月々の予算が立てやすい」ことがメリット。
介護サービス費用は”要介護度によって決められた定額”を負担(負担額は原則1割ですが、所得によっては2~3割負担)します。