費用など参考情報
施設利用の費用について説明します。
入居にかかる費用には、大きく以下の2種類があります。
- ①初期費用=入居一時金、敷金礼金
- ②月々の費用=介護サービス費、家賃、食費、水道光熱費、消耗品費など
このうち、施設によって大きく変わるのが初期費用の入居一時金です。
これは、介護付有料老人ホームやグループホームなど終身利用が原則となっている施設において利用する権利を購入する費用のため0円から数百万円、さらに数千万円と金額が大きく代わります。
月々の費用については、利用する介護サービスや生活補助により変わります。
介護付き有料老人ホームの費用
介護付き有料老人ホームを利用するには、初期費用として「入居一時金」がかかります。
施設の立地や、設備の質によって、金額が大きく変わります。。近年は、0円の施設も登場していますが、一般的に数百万円、高い施設ですと数千万以上するところもあります。そのためご自身の予算や必要に合わせて検討する必要があります。
月々の費用については、家賃、食費、水道光熱費、施設の管理費、おむつ代などの日常消耗品費の実費、利用した介護サービス費の自己負担分の1割(または2割)がかかります。これらを合計すると、概ね月々15万円~30万円を想定しておく必要があります。
サービス付き高齢者向け住宅の
費用
サービス付き高齢者向け住宅を利用する際にかかる初期費用は、敷金です。一般の賃貸住宅と同様、家賃の数か月分を敷金として支払いますので、約数十万円程度になります。
月々の費用については、家賃、食費、水道光熱費、おむつ代などの日常消耗品費の実費、利用した介護サービス費の自己負担分の1割(または2割)がかかります。これらを合計すると、概ね月々15万円~30万円を想定しておく必要があります。
グループホームの費用
グループホームの利用には、初期費用として、入居一時金がかかります。相場は約10~20万円程度です。近年は、0円という施設も登場してきています。
月々の費用については、家賃、食費、水道光熱費、施設の管理費、おむつ代などの日常消耗品費の実費、利用した介護サービス費の自己負担分の1割(または2割)がかかります。これらを合計すると、概ね月々15万円~30万円を想定しておく必要があります。