趣味との両立はできる?
2025年12月15日
趣味は、老若男女あらゆる人において生きがいとなり、生活していく上で日常を豊かにしてくれるものです。
高齢者にとっても生きがいは、重要な役割を持ちます。
そんな生きがいを与えてくれる趣味は、老人ホームに入ってからも両立していけるのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、老人ホームでの趣味活動についてご紹介していきましょう。
■高齢者にとっての生きがいとは?
趣味は、高齢者にとって生きがいを与えてくれる重要なものです。
これまで子育てや仕事をしてきた方の中には、子どもが独立したり仕事を退職した後に生きがいをなくしてしまう方がいます。
生きがいをなくしてしまうと、これまでのような元気がなく、喪失感から落ち込んでしまったり、引きこもってしまったりすることがあります。
そこで、趣味を生きがいとすることで、生きていく活力や原動力、元気の源として、日常を豊かにすることが必要とされます。
また、生きがいとして趣味を見つけることで、認知症の予防やうつ病予防にもつながります。
■老人ホームで趣味活動はできるの?
老人ホームへの入居を検討している方の中には、現在の趣味活動が行えるのか不安に思う方もいるでしょう。
老人ホームでは、趣味活動を応援してくれるだけでなく、新しい趣味を作るきっかけ作りもしてくれるのです。
居室内で楽しめる趣味がある方には、趣味の道具を持ち込むことも許可されていることがあります。
例えば、ピアノを弾くことを趣味としている方であれば、電子ピアノを持ち込んで居室で弾くことができます。
何を持ち込めるかは、老人ホームごとに規定があるため、入居する施設に相談してみると良いでしょう。
また、老人ホームで催されているレクリエーションで新しい趣味を発見することもできます。
レクリエーションは、体を動かすようなゲームや手先を使う工作、言葉遊びや計算などの脳トレなど多彩です。
施設によってレクリエーションの内容は異なりますが、参加は自由なので興味のあるレクリエーションに参加してみると新しい趣味を発見できるかもしれません。
■サークル活動やクラブ活動をしている老人ホームも
趣味の合う方が集まって、サークル活動やクラブ活動がある老人ホームがあります。
趣味を自分だけでなく、大人数で楽しめるため、より充実した趣味活動を行うことができるでしょう。
どのようなサークル活動やクラブ活動を行っているか、事前に入居する老人ホームに問い合わせてみても良いでしょう。
趣味は、老人ホームに入居する高齢者にとっても生きがいとなる重要なものです。
どのような趣味活動ができるのか調べておくと、より豊かな日常を送れるでしょう。