老人ホームの入居の流れ

老人ホームへの入居を考えた際に、何から始めればいいのか分からないという方が多いのではないでしょうか？
老人ホームへ入居するまでは、意外と時間がかかります。
今回は、老人ホームへ入居するまでの流れについてご紹介していきましょう。

■気になる老人ホームのパンフレットを取り寄せる

最近では、インターネットの普及からネットで老人ホームを探すことが容易になりました。
気になる老人ホームを見つけたら、まずはパンフレットなどの資料を取り寄せましょう。
電話やメールなどで、簡単に取り寄せることが可能となっています。
入居には、老人ホームの見学や体験入居、書類の準備などが必要です。
そのため、事前準備としてパンフレットを取り寄せてから、施設についての基本的な情報を得ることから始めましょう。

■老人ホームの見学へ行く

気になる老人ホームの資料を取り寄せたら、見学の予約をしましょう。
パンフレットはあくまでも事前情報であるため、実際にどのような人が働いているのか、入居しているのか、施設内の環境についてはしっかりと自分の目で見ておくことが重要です。
老人ホームごとに設備や雰囲気が異なるため、2～3ヶ所くらいは見学しておくと適した施設を見極めやすいでしょう。

■体験入居をしてみる

見学後、入居する前には体験入居をしてみてください。
体験入居は、老人ホームとの契約前の最終判断を行えます。
実際に数日間～1週間程度利用してみることで、その老人ホームで暮らすイメージもつきますし、気的に過ごせる場所なのかを知ることができます。
体験入居の費用は、一般的に1泊5000円～1万円程度となっています。
体験入居後に一度自宅に戻って検討してみてもいいですし、最近では体験入居中の問題がなければそのまま契約を行い、自宅に戻らずに本入居することが多いです。
体験入居時には、提供される食事やサービスなどチェックしてみましょう。

■入居契約する

見学、体験入居共に問題ない場合、入居契約をします。
入居契約時には、契約書や重要事項説明書、管理規定などの書類があり、一つひとつ説明されます。
気になることがあれば、その都度確認して納得したら、署名・捺印をしてください。
契約後によくあるトラブルとしては、毎月の基本料金以外の費用が発生することで、聞いていた料金と異なるということが挙げられます。
そのため、基本料金以外の費用などは事前に確認しておきましょう。
また、その際には入居一時金の返還規定や退去後の原状回復費用なども一緒に確認しておくと良いでしょう。

老人ホームへの入居までの流れをご紹介しました。
契約・入居までは、見学から約1ヶ月半～2ヶ月ほどかかるとされており、意外と日数と時間がかかるため、時間に余裕のあるうちから準備を始めていきましょう。