老人ホームへの入居にかかる費用 公的施設と民間施設の違いを紹介

2025年01月06日

年末年始で、帰省し、両親の姿に少し寂しさを感じることがあるかもしれません。両親には元気でいてほしいものですが、将来のことを考えると「老人ホームへの入居」という選択肢を思い浮かべることもあるでしょう。老人ホームの種類ごとの費用や選び方を説明します。

老人ホームの種類と特徴-公的施設と民間施設の違い

老人ホームの種類は大きく2つに分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
 

公的施設

公的施設は地方自治体や公的機関によって運営されており、比較的低コストで利用できるのが特徴です。ただし、入居希望者が多い場合は待機が必要になる場合があります。以下に代表的な公的施設の種類を挙げます。
 

・養護老人ホーム: 経済的な理由や環境の問題で自宅での生活が難しい高齢者が、市区町村の「措置」に基づいて入所する施設。
・軽費老人ホーム: 家庭環境や住宅事情などの理由で居宅での生活が困難な高齢者に、無料または低額で居住を提供し、食事や日常生活に必要な支援を行う施設。

軽費老人ホームには、ケアハウスや軽費老人ホームA型、B型、都市型など、利用者の状況に応じた複数の選択肢が用意されています。老人ホームの費用は前年度の収入によって変わりますが、月額の目安は約6万円~です。
 

民間施設

民間の企業や法人によって運営される施設は、それぞれ独自の運営方針やサービスが特徴です。なかには、豪華な設備を持ち、まるでホテルのような高級感がある施設も多く、利用者にとって選択肢が幅広いことが魅力です。以下に、代表的な高齢者向けの施設を紹介します。
 

・介護付き有料老人ホーム: 介護サービスが提供される高齢者向けの施設。
・住宅型有料老人ホーム: 生活支援サービスが付随する高齢者向けの施設。
・健康型有料老人ホーム: 主に食事などのサービスを提供する、高齢者向けの居住施設。

それぞれの施設では、高齢者のニーズやライフスタイルに合わせたサポートを提供しています。民間の有料老人ホームの月額の目安は10万円程度~です。
 

老人ホームの費用は施設の種類や提供されるサービスによって異なる/アンケート調査によると月額費用は11~15万円が最も多い

老人ホームへの入居にかかる費用は、施設の種類や提供されるサービスによって大きく異なります。公的施設は地方自治体の運営によるもので、費用が比較的安く、月額6万円~が一般的です。一方の民間施設はサービスや設備によって幅がありますが、月額10万円程度~が目安です。

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