老人ホームを利用するにあたって、守るべきマナーとは?
2025年11月14日
老人ホームを利用するにあたって、集団生活を営む場所ということで少なからず守らなくてはならないマナーがあります。
どのようなマナーがあるのか、いくつかご紹介していきましょう。
■居室内での飲酒・喫煙は可能?
老人ホームでは、ほとんどの場合居室内や老人ホーム内での飲酒・喫煙が禁止されています。
飲酒も喫煙も、入居者の安全・健康面に配慮して禁止となっているのです。
居室だけでなく、共有スペースでももちろん禁止となっています。
しかし、老人ホームによっては飲酒・喫煙が可能となるケースもあります。
飲酒であれば、居室で適量を飲むことは可能であったり、喫煙は老人ホームが定めた喫煙スペースで可能となっていたりします。
医師の指導があり、制限されてしまっている時には、老人ホーム側が飲酒や喫煙を管理することもあるでしょう。
■ペットと一緒に入居できる?
ペットを自宅で飼育していたという方は多いのではないでしょうか。
老人ホームに入居する際に一緒に連れて行きたいという方もいるでしょう。
多くの老人ホームでは、基本的にペットの飼育は禁止されていますが、ペット飼育可能となっている老人ホームもあります。
最近ではペットブームで飼育することが増えてきた背景があり、ペット飼育可能の老人ホームが増加傾向にあります。
施設ごとにペット飼育可能数が異なっていたり、費用が加算されたりするため、事前に確認してみると良いでしょう。
入居者全員が動物好きというわけではないので、リードをつけるなどのマナーを守る必要があります。
■インターネットや携帯電話、スマホは使ってもいい?
インターネットは現在でも利用できないホームや、共有スペースにパソコンを設置してインターネットを利用できるホーム、各居室までインターネット回線が設置されているホームなど、入居する老人ホームによって様々となっています。
インターネットを使用する際のデバイスは、パソコンが用意されていることがほとんどで、スマホや携帯電話でインターネットを利用したい場合には自身で用意するケースも多くあります。
最近、入居する方の多くが携帯電話やスマホを持っているようになり、通常使用も許可されています。
しかし、共有スペースでは使用を控えるなどの最低限のマナーは守る必要はあるでしょう。
老人ホームのマナーについて、いくつかご紹介しました。
入居する老人ホームによってもマナーは異なるため、気になることがあれば老人ホームのスタッフに確認しておくと安心でしょう。