入居時の自由度はどのくらい?
2025年07月08日
老人ホームでは生活リズムが決まっており、集団生活のため自由に生活できないのでは?と考える方もいるのではないでしょうか?
老人ホームに入ったら本当に自由はなくなってしまうのか、今回は老人ホーム入居時の自由度についてご紹介していきましょう。
■自分のペースで生活できる?
老人ホームに入居する際には、これまで住み慣れた自宅を離れて、他人と一緒に集団生活を送るという大きな環境の変化があります。
そのため、自分の生活リズムやペースが崩れてしまうのではないかと不安になってしまう方も多いです。
老人ホームでは、新しい生活に慣れてもらうために、スタッフが配慮して生活しやすい環境を作ってくれます。
集団生活で周囲と交流を深めるよりも、自分の生活リズムやペースで生活を送ることから始められるのです。
また、プライベートな時間を尊重してくれる老人ホームもあります。
老人ホームでの生活に慣れて楽しんでいる方には、積極的に手先を使う遊びや編み物などをしている方がいます。
ピアノを持ち込んで毎日弾く方もいます。
食事も他人と食事をするのが苦手であれば、食事の時間をずらしたり、居室で食事をとることが可能です。
老人ホームによっては対応してくれないところがあるので、入居前に確認しておくと良いでしょう。
■参加自由のレクリエーション
老人ホームでは、身体機能の維持・向上や老人ホームでの生活を楽しく過ごしてもらうことを目的として、様々なレクリエーションが企画されています。
毎回積極的にレクリエーションに参加するという方もいますし、興味のあるレクリエーションの際にだけ参加するという方もいます。
レクリエーションは参加が自由となっているため、他にしたいことがある時や興味のない時には参加しなくても良いのです。
■プライベートはどうなる?
集団生活をする老人ホームでは、プライベートを尊重できないのではと思われる方がいるかもしれません。
しかし、老人ホームでは意外とプライベートを尊重しています。
プライベート空間として自分の居室がしっかりとありますし、共有スペースも用意されています。
自分の時間を大切にしたい時には自身の居室で過ごしても良いでしょう。
共有スペースが充実している老人ホームでは、趣味の合う利用者同士でサークル活動をしていることがあります。
もし、趣味があればサークル活動に参加してみてください。
老人ホームでは、入居者に配慮した対応や参加自由のレクリエーション、プライベート空間があります。
食事や入浴時間は決まっているものの、その他の時間は自由に過ごせるでしょう。